講座139 出前授業「赤ちゃん学」1000名達成
小中高校生に実施している出前授業「赤ちゃん学」の受講者数が1000名を突破しました。
ここまで2年かかりました。
次は1万名を目指します。
ぜひ、みなさんの力を貸してください!
今回はこの授業の仕組みを解説したいと思います。
2.はじめのあいさつ
3.児童生徒の感想
4.この授業の目的
5.申込方法
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2021/07/6874c97317f44aa8712f2c0c77d4d218-1.jpg)
1.オンライン(ハイブリッド型)出前授業
この授業の基本はオンラインなんです。
現場の教室とYouTubeとを組み合わせたものなので「ハイブリッド」とも言います。
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2021/08/001-1024x576.jpg)
私は画面の中に登場して生徒に問題を出します。
答えを解説するのも私です。
先生は教室にいて、
「では最初の問題です!」と言ってポチっとするだけです。
問題が終わったら生徒同士に相談させたり、指名して発表させたりします。
それが終わったら、
「では答えを見て見ましょう!」なんて言って、またポチっとします。
画面の中の私が解説します。
生徒が「へえー」とか「マジで!」とか言って盛り上がります。
そんな感じで10問やって、最後に感想を書いて終わりです。
私と現場の先生とがハイブリッドで実施する授業になっています。
(もちろん無料です)
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2021/08/6874c97317f44aa8712f2c0c77d4d218.jpg)
2.はじめのあいさつ
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2021/08/002-1024x653.jpg)
最初は「リアル(対面型)」でした。コロナ前でしたしね。
「ppt」とあるのは「PowerPoint」です。スライドを提供して授業をしてもらいました。
でも、これだと授業をする先生は本人一人です。
授業の進め方などを事前に準備しなければなりません。
その時、世の中で「オンライン授業」が流行り出しました。
私はYouTubeを勉強していたので、自分の授業を動画にして、
先生方が「すぐに」教室で授業をできるように仕組みを整えました。
パソコンでもできますが、先生が持っているスマホをテレビにつなぐだけでも出来ます。
ほとんど準備が要らない仕組みにしました。
授業のはじめのあいさつまで作ってあります。ご覧ください。
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2021/08/6874c97317f44aa8712f2c0c77d4d218.jpg)
3.児童生徒の感想
授業の成功率は99.9%です。
私がリアルでやっても、各地の先生方がオンラインでやっても、変わりません。
まったくと言っていいほど「同じ感想」「同じ手応え」があります。
よく出る感想を簡単に並べてみます。
今、知ってよかった。
忘れないようにしたい。
子どもを産みたいと思っていたので勉強になった。
父親として奥さんを手伝ってあげたいと思った。
赤ちゃんについて今まで知っていたことと全然ちがって驚いた。
自分もこうやって育てられたんだなあと分かった。お母さんに感謝したい。
とにかく楽しかった。
NHKのニュースで公開された感想もありますのでこちらもご覧ください。
もっと詳しい感想を見たい方は、こちらにあります。
【感想】:A高校 B高校 C高校(定時制) A中学 B中学 小学校
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2021/08/6874c97317f44aa8712f2c0c77d4d218.jpg)
4.この授業の目的
話せば長くなるので、今回はなるべく短く、なるべく端的にまとめてみたいと思います。
最初の動機はこれでした。
1.虐待をなくしたい
2019年度の虐待件数が19万3780件ですから、きっと今は20万件を超えているんじゃないでしょうか。
子どもの数は減っているのにこれですから確率は増えています。
で、赤ちゃんへの揺さぶりの危険性について授業で扱うと、
多くの生徒が「知らなかった」と驚きます。
知らないで虐待している。
その可能性は十分にあると思います。
そして、それは今まで誰からも教えられていないのですから、ある意味仕方ないのです。
だから私が教えようと思いました。
2.学校教育で教えられていないという事実
小中高校の教科書や学習指導要領を調べましたが、「子育ての仕方」は出て来ません。
少しだけ出て来るのは中高の家庭科で扱う「保育」です。
でもこれは「他人の子」としての発達や接し方なんです。
自分事として勉強する機会がないのです。
そこで私が自分で授業を作ろうと思いました。
3.幸せな家庭を増やしたい
「子育て」のことを調べていくうちに「大事なポイント」や「全体像」が見えて来ました。
0歳~25歳までの発達を視野に入れて、どうすれば「幸せ」になれるかをずっと考えて来ました。
そんなことをしていると、「その結論を共有したい!」という思いが強くなるじゃないですか。
33年間ずっと授業ばかりやって来たので、「自分が出来ること」としてこの活動を選びました。
そして、その33年間の中で、苦労する先生方の姿も見てきました。
小学校も中学校も現場は大変です。
本当はもっと「楽しい授業」「わかりやすい授業」に力を入れたいのですが、
それ以外の事に時間を取られます。
忙殺されると言っても過言ではありません。自殺してしまう仲間もいます。
だから思うのです。
乳幼児期の育て方を「幸せ」にすれば、
それ以降には、親も、学校も、関わる社会も、みんな「幸せ」になれるのにな、と。
4.先生方が本務である「授業」に全力を向けられる環境をつくりたい
以上の4つが私の動機となっています。
だから、「子育てwin3計画(win-win-win)」という名前を付けました。
このことについては、先日、村野聡先生のYouTubeチャンネルで紹介させていただきましたので、
もしよろしければこちらの動画もご覧ください。
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2021/08/6874c97317f44aa8712f2c0c77d4d218.jpg)
5.申込方法
最後に出前授業「赤ちゃん学」の申し込み方法です。
【申込方法(学校の場合)】次のフォームからお問い合わせください。
「子育てwin3計画」問い合わせフォーム (無料)
次の事項が必要になります。
(1)学校名
(2)担当者名
(3)学年・参加人数
(4)実施月日・実施時刻
(5)ご連絡先メールアドレス(学校または個人)