講座62 ある保護者からの発信
我が子の宿題
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2020/08/study_chienetsu_girl.png)
娘が2年生の時、1日の宿題が、
漢字ドリル2ページ(20問を2ページ)、
計算ドリル2ページという量を出された。
唖然とした。
繰り返し練習による知識の定着は必要であるが、
明らかに家庭で終えられない要求をされることもある。
家庭の現実
子どもは真面目である。
親も、
「学校で子どもが叱られる」
のが嫌なので、
いっしょに行う。
母親のママLINE、娘の会話からは、驚くべき言葉が聞かれる。
「〇〇ちゃんは、夜の12時までやったらしいよ。」
「〇〇ちゃん、いつも宿題しているよ。」
「〇〇くん、宿題をしなくてまた怒られてたよ。」
勉強が苦手な子は…
娘の学習の理解力は標準的(多分)なので、
課題を終わらせることは可能だが、
「勉強が苦手な子」の苦労は察するに余りある。
教師は善意と思ってしていることが、
害となっていることには様々あるだろう。
その一つが宿題である。
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2023/04/f0c4727df5ff517e9e4734ea1cf7988c-1024x59.jpg)
先生は…
教師は教育系の大学に入ることのできたある意味、優等生である。
だから「宿題をしない」子どもや家庭の状況への
想像力が欠けやすい。
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2023/04/f0c4727df5ff517e9e4734ea1cf7988c-1024x59.jpg)
教師が「見ていない」現実
今年の娘(小5)の担任の女性教師は宿題が少ない。
娘は、
「今までで一番良い!」
「20分ぐらいで終わって、そのあと、公文と英語宿題ができる」
と言っている。
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2020/08/syukudai_natsuyasumi_girl.png)
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2023/04/f0c4727df5ff517e9e4734ea1cf7988c-1024x59.jpg)
私の意見
以上、ある保護者かたの報告(苦情)でしたが、
このようなことは全国各地にまだまだ見られます。
しかし!
時代は明らかに変わって来ています。
5年後はどうなっているでしょうか?
このような話が過去のものになっているかもしれません。
でも、学校は「横並び体質」がありますから自ら改革することは難しいのです。
外から上げなければ変わりません。
今、「働き方改革」や「長時間労働」の問題で先生方の仕事の中身が見直されつつあります。
時代の変わり目です。
そろそろ保護者も声を出していいかも知れませんね。
![](https://win3.work/wp-content/uploads/2023/04/f0c4727df5ff517e9e4734ea1cf7988c-1024x59.jpg)