講座440 「赤ちゃん学」2023年・総まとめ

1.今年の実績

今年も「赤ちゃん学」の授業を受けてくれた生徒が増えました。

現在、2267名です。

なかでも特筆したいのは、札幌大谷高校さんです。

12月の7日、13日、15日と三日間で8クラス190名の生徒が授業を受けました。

授業者は私ではありません。

大谷高校の家庭科の先生です。

私のYouTube動画を使って授業をしてくださっているわけです。

一昨年にはコロナ禍の中、オンラインで310名の生徒に授業をしてくださいました。

授業を作った私よりたくさん、この授業をされていると思います。

今年いただいた感想の中から二つ紹介させていただきます。

赤ちゃんを育てるのはすごく大変なことで、手探りでやっていくしかないと思っていましたが、ちゃんとした「コツ」があるのだということが分かりました。また、愛情を与えないと死んでしまうというのは知らず、驚きました。大人になって子どもが生まれたら実践してみたいです。(高3女子)

高校生にして「手探りでやっていくしかない」と感じていることにびっくりしました。

これは、社会がそう感じさせているということだと思います。

私は、《子育ての仕方を学校教育に!》という運動をしているわけですが、

この感想を読んで、ますますその必要性を感じました。

もうひとつ紹介させていただきます。

子供は欲しいと思うけど、本当に大変だなと思った。自分の親もこんな苦労をしたんだなと思うと申し訳なく思いました。(高3男子)

この感想も印象深く残りました。

まず、高校生の男子が「子供は欲しいと思うけど」と思っている事実を確認できました。

高校生くらいになると、そう思うものなんですね。

だからこそ、それを「大変だな」と思わせない社会にしたいと改めて思いました。

授業の中で感じた「大変」さは、きっと《大切に育てることの大変さ》だと思います。

私たち大人はその大変さを伝えた上で、《まわりにはたくさんの支援システムがあるから大丈夫》という安心感を構築しなければいけないと思います。

それにしても、高校3年生にして素直に親に感謝している筆跡を見て、私は静かに感動しました。

2.高校は大変そう

私は1万名をめざしています。

そのために全国の高校へ出前授業の案内を出すつもりです。

先日は北海道内のすべての高校に案内を出そうと思い、まずは高校一覧をWEBでチェックしました。

北海道には公立・私立合わせて277の高校がありました。

次に、そのすべての高校のHPを調べました。

案内を郵送するには手間とお金がかかるので、メールで発送するつもりだったのです。

ところが、HPにメールアドレスを載せている高校は277校中62校だけでした。

@を★や○に換えている高校や画像でメルアドを掲載している高校も含めて62校です。

これはトラブル防止のために載せていないのか?

知り合いの高校の先生に聞いてみたところ、「作った当時のままでリニューアルされずにいるのだと思います」とのこと。

そう言えば、調べた高校のHPの多くは、どこか懐かしい感じがするデザインのものでした。

「バナー」や「カウンター」など、今では見ることの少ないレアなページがたくさんありました。

なかには「あなたは2017年5月30日以来のご訪問です」というHPもありました(6年間誰も見ていない?)。

これはつまり、《忙しくてそれどころではない》ということだと思います。

また別な高校の先生に尋ねると、中間や期末などの定期テストがなくなって、代わりに単元ごとに評価を出さなかればならないので反って忙しくなったというのです。

保健室のベッドや椅子は予約待ちの状態ですし、空き教室も埋まる毎日。

そりゃあ大変ですよね。

目の前の対応が先ですからHPの更新なんてどうでもいいと思うのは当然です。

そんな事情を感じながら、277校のうちの62校に出前授業の案内を発送しました。

それから2週間が経ちましたがお返事は一校もありません。涙

次回は、新年度の授業計画に入れてもらえるように3月頃に青森県以南の高校へ発送するつもりです。

3.出前授業「赤ちゃん学」について

詳しい内容は、こちらにあります。

応援よろしくお願いします。

出前授業「赤ちゃん学」

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水野 正司

子育て応援クリエイター:「人によし!」「自分によし!」「世の中によし!」の【win-win-win】になる活動を創造しています。

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