講座294 「思春期らしさ」って何?

18歳で成人ですから子育ては18歳で終了です。

「長いようで短い」と言われますが、これは「後から考えればあっという間だった」ということでしょう。

赤ちゃんを育てている時は一日が長く感じられたのではないでしょうか?

NHKの「チコちゃんに叱られる」という番組で「我が子と生涯で一緒に過ごす時間は?」という問題が出されました。

これは子どもが親と顔を合わせる時間は1日平均4時間という調査結果を元にしているそうです。(平成23年社会生活基準調査)

乳児期はもっと長いでしょうし、思春期は4時間よりずっと短くなると思いますが平均すると「4時間」だそうです。

これで計算するとその答えは次のようになります。

母親:約7年6ヶ月(約65,700時間)
父親:約3年4ヶ月(約29,200時間)

これは高校を卒業して以降の親子関係(親が亡くなるまでの時間)も含めています。

ですから、18歳までだとしたらもっと短くなります。

私の計算だと次のようになります。

母親:約5年6ヶ月(約47,961時間)
父親:約2年5ヶ月(約21,316時間)

これが18年間の子育ての実質時間(1日平均4時間として)です。

今回は「思春期らしさ」がテーマですから、年齢で言うと13歳~18歳の中学・高校時代です。

中学・高校時代って、ほとんど家にいませんよね。

家にいても親と顔を合わせている時間は短いですよね。

そう考えると「5年6ヶ月」や「2年5ヶ月」の8割以上は終了しているんじゃないでしょうか?

親が「子育て」としてやれることはほとんど残っていないような状態です。

子育てとしては「仕上げ」の時期ですね。

「仕上げ」ですから親としてやるべきことはほとんどありません。

必要なのは次のことだけです。

反抗期も含め、思春期の特徴を理解すること(見守ること)

それでは解説します。

 目 次
1.「思春期らしさ」は5つ
2.思春期届
3.反抗期はあった方がいい?
4.まとめ

※この記事は実際の子育て講座で実施している内容が含まれているため続きは有料となります。

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水野 正司

子育て応援クリエイター:「人によし!」「自分によし!」「世の中によし!」の【win-win-win】になる活動を創造しています。

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2件のフィードバック

  1. 竹内進悟 より:

    水野先生
    サマーセミナーでお会いした長野の小松裕明十番弟子竹内進悟です。
    このような思春期メルマガを出されていたとは存じませんでした。ぜひ学ばせてください!

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