理想の学校・ブラックな学校

講座209 自治体格差は突然に。

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コロナによる学級閉鎖が増えています。

子どもたちは家で何をしているのでしょうか?

ある保護者は言います。

【A市】
午前中はオンラインで授業をしています。
何もなかったらダラダラしていたと思うので助かっています。

ところが自治体によって実態はまったく異なるようです。

ある先生はこう漏らしています。

【B市】
タブレットを持ち帰らせていないので、そのような対応はできない

一人一台のタブレットはどうなっているのだろうか。

「一人一台」はほとんどの自治体で配付済みですよね。

でも、その使われ方は自治体ごとにバラバラなんです。

ポイントは、持ち帰らせているかどうか

何かあったら困るというので「持ち帰り」に躊躇している自治体があるようです。

「他の自治体の様子を見てからにしよう」とか、

「もう少し議論してから実施しよう」などと考えているのではないでしょうか。

しかし。

今や時代のキーワードはこれです。

突然

マックのポテト然り。

人材不足然り。

コロナの変異然り。

変化は「突然」やって来ます。

本当はその背後に原因はあるのでしょう。

あとから考えると何かしらの原因はあるのです。

でも、2年前とは何かが違うのです。

コロナ以前は過剰なほどの生産、完璧なまでの流通環境で、想定外にも対応できていました。

しかし、コロナ禍の2年間で世界は変わりました。

いつの間にか「ギリギリ」でやっていくしかない状況になっていたのです。

コンテナ輸送の実態などはまさにそうです。

「ギリギリ」が日常化している

ですから、ちょっとした変化で日常が「突然」変化するわけです。

「想定外」という言葉が流行したのは2005年でした。

17年前です。

現在は「想定外」などという言葉はもはや当たり前の死語なんです。

いつ、どこで、何が起きても不思議ではない状況になっています。

それが想定内なんです。

そして、その変化は「突然」起きる。

周囲を見てから判断するのは、もはや時代遅れになってしまっています。

学校の先生的に言えば、「自分の頭で考えなさい」ということですね。

ですから、その変化に気づいていた自治体は「タブレットの持ち帰り」に積極的だったのでしょう。

二学期のうちに「タブレットの使い方」に慣れさせ、

「持ち帰り」を試してみたり、

「オンライン授業」も「ハイブリッド授業」も試してみる。

二学期にやれば時間は十分にあったはずです。

そして、突然、その格差が表に出る。

これが「ギリギリの時代」「突然の時代」の生活常識です。

今回は自治体を例に書きましたが、

これは個人にも言える話です。

2年前の日常はもはや昔の事になってしまいました。

明日、何が起きても平常心。

そんな感じになっています。

でも、これは悪いことばかりではありません。

時間を大切にする。有り難く思う。

対面できる幸せを感じる。お互いを大事にする。

そういう日本的な心が見直されているような気がします。

こういう考え方は日本人が得意とする所ですし、

子どもたちのDNAにも受け継がれているはずです。

案外、子どもたちの方が強いかも知れません。

我々大人こそ、考え方を変えるのが大変かも知れませんね。

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