1歳半~6歳(幼児期) 6~12歳(児童期)

講座27「○○し過ぎない」親になる方法

投稿日:2020年7月16日 更新日:

臨床心理学上の「悪い子」は次のような親に多いとお伝えしました。

過叱責(叱り過ぎ)

過放置(放ったらかし)

親の都合に合わせる「よい子」は次のような親に多いとお伝えしました。

過干渉(干渉し過ぎ)

過心配(心配し過ぎ)

では、この「○○し過ぎ」を防ぐにはどうしたらよいか?

そこで、動画では「子育て四訓」を紹介しました。

復習しておきましょう。

一、乳児はしっかり肌を離すな。

一、幼児は肌を離せ、手を離すな。

一、少年は手を離せ、目を離すな。

一、青年は目を離せ、心を離すな。

乳児にはスキンシップです。

スーパーに行くと、赤ちゃんを抱っこしながらお買い物をしているお母さんをよく見かけます。密着してますよね。

オンラインでお母さん方と会話をすると、画面の向こう側のお母さん方は赤ちゃんを抱っこしながら参加していたりします。

大変ですけど、乳児期はスキンシップの黄金期です。

それが終われば嫌でも離さなければなりません。

幼児期は「肌を離せ、手を離すな」です。

自立歩行の時期ですね。

外出時のイメージです。

少年期は「手を離せ、目を離すな」です。

学校が始まります。

友だち同士の遊びも活発です。

学校で何をしているのか。

どこで誰と遊んでいるのか。

目が届かなくなります。

ですから、家に帰って来た時に目を合わせることが大切になります。

そこから何かを察するのです。

だんだんと、そういうことでしかつながれなくなります。

そして、青年期、思春期は「目を離せ、心を離すな」です。

動画でもお伝えしましたが、見てはいけない場面もあります。

目を合わすことさえ難しい時期もあります。

それが「目を離せ」です。

「肌を離すな」から始まって、「目を離せ」まで。

これが「子育ての順序」です。

この順序を守っていれば、自然と「○○し過ぎ」は防げます。

子どもは立派に自立していきます。

「密着」が自立の基礎になっているのはこういうことです。

青年期の心のつながり方についてはまた別な動画でお伝えします。

講座27 「『○○し過ぎない』親になる方法」

YouTubeラジオ「子育てwin3」でした。

この講座についての資料は次の通りです。

①「子育て四訓」は、埼玉県・秩父神社の薗田稔氏(京都大学名誉教授)が唱えた「親の心得」が原典と言われる。

②山口創『子どもの脳は肌にある』 (光文社新書)

-1歳半~6歳(幼児期), 6~12歳(児童期)
-, , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

講座357 住所の書けない子どもたち

私の尊敬する人物に大阪の辻 由起子さんがいます。 一言では説明し切れないほど活動範囲の広い方です。 今、思いつく範囲で紹介させていただきますと(関連するキーワードで)、 ヤングケアラー、ホームレス、性 …

講座351 育児の三層構造

講座350「余裕がないと叱ってしまう?」へのコメントをたくさんいただきました。 ありがとうございます。 今回はその中からタミーさんのコメントを紹介させていただき、私の考えを付け加えてみたいと思います。 …

講座350 余裕がないと叱ってしまう?

本やブログを読めば「イイコト書いてるなあ」とか「そうかも知れないなあ」と思うでしょう。 でも、実際の場面になったら叱ってしまうかも知れません。 それでもっと詳しい解説をしようと思って講座347「怒る」 …

講座347 「怒る」はダメ!「叱る」はいい?

講座346で、まだ青いイチゴをもいで来てしまった女の子の話をしました。 こういう時の「正しい対応」は一つです、というお話をしました。 その時に読者の方からこんなコメントをいただきました。 大切なことは …

講座346 「正しい対応」は一つ

ある日のことです。 2歳のお子さんが、ベランダからまだ青いイチゴを勝手にもいで来ました。 お母さんにイチゴを見せて「これ大きい!」「これ小さい!」と言っています。 それはその子が初めて「大小」を学んだ …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。