H 幼児教育「黄金の5年間」

講座185 子どもに言ってはイケナイ言葉

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子どもに言ってはイケナイ言葉ってたくさんありますよね。

やめなさい!・いい加減にしなさい!・何してんの!うるさい!・マジうざい!・わかってんのかい!

でも今回はそういう話じゃないんです。

たった「ひとつの言葉」がその後の人生にずっと影響を与えてしまったというエピソードを紹介します。

三人のお子さんを育てているHさんのエピソードです。

Hさんがまだ小さい頃、Hさんのお母さんが台所でご飯の支度をしていました。

興味津々で様子を見に行ったHさん。

包丁で大根を切っているお母さんに言いました。

「わたしもやる!」

幼児期の子どもによくあることです。

しかし、お母さんは忙しかったのでしょう。

次のように言ってしまいました。

「アンタにはまだ早い!」

包丁を使わせるのはまだ早いと思ったのでしょう。

これもよくあることです。

しかし、この言葉がHさんの人生を変えてしまいます。

Hさんはお母さんの言葉にショックを覚え、

もうそれ以来、自分からお手伝いをしようとは思わなくなりました。

それだけではありません。

大人になってからも、この言葉はずっと忘れられなかったと言います。

そんな過去を持つHさんは、自分が子育てをする番になって、ある決意をしました。

子どもが「やりたい」と言った時には、やらせるようにしよう。

料理を手伝いたいと言った時には「包丁」だって持たせました。

「できるかどうか」「まだ早いかどうか」ではなく、
「やりたい」というその気持ちを潰さないように心がけました。

その結果、なんでも挑戦するような子に育ちました。

中学生になった時、「そば打ち」に挑戦して初段をとりました。

ロードバイクで地域のイベントにも参加しました。

3.まとめ

講座180で、「生卵割り、1歳にやらせる?」という記事を書きました。

1歳児にも「意欲」は芽生えています。

1歳児が台所に興味を持った時の対応は大きく2つに分かれるでしょう。

【A】やらせるのはまだ早い(だって出来ないでしょ)

【B】体験が大事な時期だから、どこか少しでも手伝わせて満足させよう

普通はこの二択なんですよね。

【A】は「できない」「無理」「失敗する」「邪魔になる」という考え方です。

【B】は「できる所はある」「どこか工夫してやらせよう」「失敗も大事な経験」という考え方です。

簡単に言えば、Aはデメリット思考で、Bはメリット思考です。

でも、講座180で私は、「メリットはもうひとつありますよ」という解説をしました。

それが、

【C】成功や失敗はともかく、親子で一緒に作業する時間が生まれる

こういう発想です。

台所に補助台を持って行って一緒に並んで何かする。

そこにコミュニケーションやスキンシップが生まれる。

そういう愛着形成の場になるという考え方を提示しました。

今回は【A】【B】【C】に、もうひとつの考え方が加わりました。

【D】子どもの意欲を潰さないこと

「お手伝い」という場面では、子どもは様々な行動を見せます。

年齢やそのときの状況によっても様々です。

場合によっては、【A】(今はちょっと無理だわ)ということもあるでしょう。

そういう時でも、言葉に注意が必要です。

「アンタにはまだ早い!」とか、

「アンタにはまだ無理!」などという、

子ども自身を否定する言葉

を使わないということです。

大袈裟なようですが、たった一回使っただけで、

一生忘れられないような(トラウマとなるような)出来事になってしまう可能性があります。

我が子の「意欲」を育てる

21世紀の世の中では「意欲」は学力と同じか、それ以上に大事な財産になっています。

たった一言で1億円以上の価値が消えてしまうというイメージです。

言葉ひとつ。

言い方ひとつ。

それが我が子の人生に大きく影響します。

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