H 幼児教育「黄金の5年間」

講座54 5歳児にとっての「10分」は大人の「1時間」

投稿日:2020年11月23日 更新日:

 先日、孫と遊びました。
 途中で私がヘトヘトになって「ちょっと休ませて!」と言いました。
 5秒間くらい、その場がシーンとなりました。
 すると、孫が叫びました。

あー!退屈!!

そこで思い出したのが「ジャネーの法則」です!

「ジャネーの法則」によると、10歳の子が感じる「1年間」が、20歳では「半年」、30歳では「4ヶ月」…になります。

 私は60歳に近いですから、1年が「2ヶ月」に感じることになります。

 いやー、確かに最近は1日が過ぎるのが早いなと思っていました。
 1週間であっても「あっという間」に感じます。


 ジャネーの法則は心理学の立場からの説であって、科学的には実証できていません。ただ、実感としては通じるところがありますよね。

 数値が正しいかどうかはわかりませんが、大切なのは、

子どもと大人では時間感覚が違う。

というところではないでしょうか。

 私が感じた「5秒間」と孫が感じた「5秒間」は、同じではないという実感はあります。

 反比例というと難しいので単純計算する方法があります。

子どもの時間感覚は大人の約6倍

 これを使うと、私の「5秒間」は孫にとっての「30秒間」です。
 私は5秒休んだつもりでも、孫にとっては30秒間もシーンとした時間が続いたことになります。
 そりゃあ、「退屈だあー!」ってなりますよね。

 子どもに対して「10分待って」というのは「1時間待って」と同じです。
 大人が子どもに「ちょっと待っててね」と軽く言っても、その「ちょっと」は本当に「ちょっと」なのか怪しいですよね。

 学校で授業が1分間延びるのは子どもにとってつらいものです。
 休み時間を5分も削られたら、たまったものではありません。

 昔の学校は、休み時間の終わりを告げる前に「予鈴」というチャイムを鳴らしました。大抵は「5分前」です。
 でも、子どもにとっての5分は30分と「同じ」です。
「30分も前に鳴らさないでよ!」といった感覚なのでしょうね。
 もしかすると「1分前」で戻れるのかも知れませんね。(笑)

いやいや。それよりも、
コロナによる休校はもっとつらいでしょうね。 

 子どもには「退屈」という言葉が似合いません。
 何かに没頭している方が「子どもらしい」と思います。
 子どもが子どもらしく生活できる環境を工夫するのが、社会の役目、私たち大人の役目かもしれません。

 関連ブログを一つ紹介して終わります。

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執筆者:


  1. 大北修一 より:

    子供の時間感覚。たいへん参考になりました。かつては自分も同じ感覚だったはずですね。特に授業時間を延長することは死活問題ですね。現場の先生に教えてあげたい。予鈴の感覚もなるほどと思いました。今後も楽しみにしています。

    • 水野 正司 より:

      ありがとうございます!
      年寄りこそ「時間を大切に!」かもしれませんね!(^^)/

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