
次男の最近の口癖。
「ぼくも、したい!」
とにかく、お兄ちゃんがしてることを見ると、したくなるみたいです。
「二人目」ならではの口癖だなぁと思います。

12月24日。餃子の皮ピザを子どもたちと作りました。
ピーマンとウィンナーを切っている時に、次男が、
「ぼくも、したい!」
と言ったので、
「しよう! お母さんとしよう!」

とこたえた。
が、しかし、
「かあちゃん、まめぇ(だめ)」
と拒否される。

どうやら、お兄ちゃんみたいに、自分一人で切りたいらしい。
「こっちで切る?」
と幼児用の包丁を渡したが、拒否される。
「母ちゃん、わたると一緒に切りたいなぁ」
と言ったが、
「かあちゃん、まめぇ(だめ)」とまた拒否される。
「わたるは、一人で切りたいんだよね?」
と聞くと、
「うん」と、うなずく。
「わたるの手が切れたら、母ちゃん、ツラいんよ。一緒に切ろう」
と声をかけるが、拒否される。
このやり取りを何回か繰り返すと…
「ぼくも、したかった」
に表現がかわった。
「ぼくも、したかったんだね」
「わたるの気持ち、分かるよ」
「(でも)母ちゃん、一緒にしたいなぁ」

しばらく無言のあと、
「かあちゃん、まめぇ(だめ)」
ボソッとつぶやく。
「したい気持ち」と「過去のことにしよう」という気持ちが葛藤しているように見えた。
このやり取りを数回したあと、
「かあちゃん、うん」とうなずく。
「母ちゃんと一緒に切る?」と聞くと、もう一度うなずく。

一緒に包丁をもって、ウィンナーを切った。
「できたぁ!」
と満足げだった。
私と次男がハイタッチ。
それを見た長男が、
「わたる、できたね!」とハイタッチ。

過去の表現を使えるようになったんだぁ。

過去の表現をすることで、葛藤するようになったんだぁ。
普段、ゆっくりとした気持ちで子どもを見れていないぶん、なんだか、しみじみと感動しちゃいました。(岡山県・Mさん)

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