講座314 QA③発達障害かどうかを見分ける方法はありますか?

Q3 対面している人が発達障害かどうかを見分ける方法はありますか?

正論を言えば、見ただけでは分かりません。

そして、これも正論ですが、医師以外は診断が出来ません。

でも、私たちは日常生活の中で、「あの人、発達障害なんじゃない?」とかって言いますよね。

どこかで見分けることをしているわけです。

私たちシロウトは分類するのが好きです。

それは、単なる興味である場合もありますが、そうじゃなくて、

知っておいて適切に対応しようとする気持ちの表れ

である場合もあります。

多分、質問者さんの意図もここにあるのだと思います。

実際、見分けることは、実生活の中で役に立ちます。

特に、職場で上の立場にいる人は、ある程度知っておいた方がいいですよね。

そのことで「攻撃」や「叱責」を減らせるのであれば見分けることは大切です。

私は、初めて会う人に対して自然に「分類」をしていると思います。

その時に情報となるのは様々な点です。

①顔つき
②表情
③話し方
④しぐさ
⑤服装
⑥化粧の仕方
⑦行動

もっとあると思います。

でも、そういう所を注意して見ているわけではなくて、自然に情報が入って来るのです。

積極的に見分けようとしているのではなく、「発達障害なのかなあ…」と思ってしまうということです。

対面は自然体が大事!

見分けようとして対面するのは不自然です。

相手も嫌でしょうし、そもそも「適切に対応しよう」という目的から外れてしまいます。

適切な対応の基本はあくまでも「自然体」です。普通のコミュニケーションです。

その上で、です。

もし、目の前の人が発達障害を抱えている人であれば、普通とは違った言動をとるかも知れません。

その時に、「ナニ!この人!」と排除するのではなく、

その時、その場での、その言動を理解しようとすることが大切になります。

つまり、大切なのは、

発達障害の「見分け方」よりも前に、発達障害の「特性に対する理解」が先である

ということです。

たとえば、この「のに」です。

他にも理解するための基礎知識はありますが、

こうした情報を持つことが、見分けるための情報を持つよりも先であるということになります。

見分けるための方法があることは否定しません。

私も使っています。

ただ、「特性に対する理解」がなければ、何のための分類なのかを見失ってしまうことがあるので気をつけるべきだと思います。

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水野 正司

子育て応援クリエイター:「人によし!」「自分によし!」「世の中によし!」の【win-win-win】になる活動を創造しています。

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