1歳半~6歳(幼児期)

講座246 我が子に勉強を教えたことありますか?

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我が子に勉強を教えたことがありますか?

我が子と言っても小学校に行く前の我が子(幼児)にです。

本屋さんに行けば幼児向けの教材ってたくさんありますよね。

それでもいいですし、通信教育の教材でもかまいません。

そういう教材で一緒に勉強をした経験がありますか?

1.下手な教え方

教え方には上手・下手があります。

中間というのはありません。

上手か下手のどちらかです。

やってる場面を見ればすぐにわかります。

1分も要りません。秒でわかります。

まあ15秒見ていれば上手か下手かがわかります。

ポイントはたくさんあるのですが、今回は次の2つに絞って書きます。

(1)怖い顔で教える親

これは秒でわかりますね。

親の顔を見ればいいのですから。

子どもの顔でもわかります。

嫌々やらされていたり、わからなくて苦しそうにしてたりします。

その場の雰囲気でもわかります。

(2)イヤ~な空気が漂っている

空気は「子どもとのやりとり」から生まれます。

声が暗かったり、変な間があったり、子どもの口から文句が出たり…。

最悪なのは親が子どもを叱る場面がある場合です。

こうなったら「上手な教え方」になるはずがありません。

2.上手な教え方

上手な教え方は下手の反対です。

(1)笑顔で教える親

笑顔で教える親は、脳が「笑顔」になっています。

笑顔を作っているわけではありません。

笑顔になっているのです。

ポイントは勉強を遊びだと考えることです。

幼児期の勉強は遊びです。

これは、幼児期の子育てにおける重要な認識の仕方です。

①子ども自身がこれは「おべんきょう」という名の遊びだと思っていること

遊びですから無理にやらせる必要はありません。

「お勉強する?」って聞いて、「する!」と言ったらやるものです。

楽しいからやるのです。

②親は「一緒に遊んであげる」という感覚でいること

遊びですから子どもと一緒になって楽しめばいいわけです。

ですから、

(2)楽しい雰囲気になっている

はずです。

もし、なっていなければ親が積極的につくる必要があります。

①「楽しい雰囲気」を積極的につくる

「楽しい雰囲気」をつくるために何をしますか?

多分、子どもをほめたり、励ましたりすると思います。

困っていたら積極的に助けると思います。

意地悪をしたり、突き放して見ているだけだと雰囲気が暗くなりますよね。

ですから、ほめる・励ます・間を空けない・助けるなどの積極対応が大切です。

これらをまとめて言うと、

②リズムとテンポをつくってあげる

という行為になります。

ですから、下手な教え方はすぐわかるのです。

リズムとテンポが無い状態は、その場にいるだけでわかります。

3.まとめ

【下手な教え方】
(1)怖い顔で教える親
(2)イヤ~な空気が漂っている

【上手な教え方】
(1)笑顔で教える親
(2)楽しい雰囲気になっている

上手な親は「勉強」を「遊び」だと認識しています。

楽しい雰囲気を積極的につくっています。

最後に、あるお母さんが3歳の息子さんと一緒に勉強をしている動画をご覧ください。

「リズムとテンポ」がどういうものなのかがイメージできると思います。

勉強を楽しんでいるお子さんの「声」にも注目しましょう。


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-1歳半~6歳(幼児期)

執筆者:


  1. まき より:

    遊びのように楽しくやるから続くのですよね。
    我が家の4歳の娘は、全く教えていないのに、カタカナが読み書きできるようになりました。親は「え!いつのまに読めるようになったの?!」と、驚き褒めていただけです。
    子どもの学びたいという意欲を妨害しないようにするのが親の役割だなと感じます。

    • 水野 正司 より:

      ひとりの子を相手にする時って、リズムやテンポを失いやすいんです!
      のんびりしちゃいがち。
      それが学習をつまらないものにさせちゃうんです。
      相手が一人の時こそ、大人がテンションを上げなきゃならないんです!

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