講座6 驚いてあげる劇場!

いきなり問題です!

「お母さん!お団子できたよ!」

と言って、女の子が「砂で作ったお団子」を持って来ました。

ところがその子のお母さんはこう言いました。

「何やってるの!汚いわね!」

そして、女の子の頭を軽くコツンと叩きました。

その途端、女の子は「えーん!」と大泣きしてしまいました。

お母さんは言いました。

「何さ!そんなに痛くもないのに大袈裟に泣いて!」

そこで問題です。

【問題】このお母さんの対応は間違っています。どこが間違っているのでしょうか?

どうですか?

明確に答えられますか?

「明確に」ですよ。

実はこのお母さんは二重の意味で間違っています。

答えは「二つ」あります。

間違い❶と、間違い❷があります。

一つ目。

これはわかると思います。

我が子が作った泥団子を「お団子」として受けとめてあげなかった

ということです。

砂で作ったお団子だとわかっていても受けとめるのが正解ですよね。

二つ目。

我が子が泣いてしまったのは痛かったからではない

ということです。

そうですよね。

受け取ってもらえると思った「お団子」を否定されたから泣いたんですよね。

痛くて泣いたのではなく、悲しくて泣いたのです。

ショックを受けたと言ってもいいでしょう。

二重の悲しみのために泣いたとも言えます。

今の問題はひとつの例ですが、

こういうことって日常的にある話です。

20代後半になるとヒトの脳は完成されます。

大人の都合、大人の理屈、大人の世界が理解できます。

しかし、子どもは違います。

脳が未完成です。

理屈」よりも「感情」が大きな意味を持ちます。

だからこそ「受けとめてあげる」「驚いてあげる」が必要なのです。

子どもは、その結果の信頼、安心をもとに人間脳を発達させます。

では、最後にまとめです。

今回は久しぶりに動画でまとめをしてみようと思います。

「驚いてあげる」の実演をお見せします!

ヘタクソな演技ですがお楽しみください!(^^)/

Remaining:

水野 正司

子育て応援クリエイター:「人によし!」「自分によし!」「世の中によし!」の【win-win-win】になる活動を創造しています。

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