講座366 異次元の少子化対策!
「赤ちゃん学」を受けた児童生徒の数が1793名になりました!
今回は「授業の様子」と「子どもたちの感想」を紹介させていただきます。
2.中学校3年生(東京都)の反応
3.中学校3年生(北海道)の反応
4.「おうちで赤ちゃん学」を視聴した方から
1.小学校4年生の反応
授業者の先生から。
赤ちゃんはなぜ泣くのかの問題で、予想した答えが当たっていると、
「イェーイ!」と大喜びしていました。
赤ちゃん50人がオキシトシン不足で死んでしまったという実験は、衝撃だったようです。
赤ちゃんのことで知らないことがたくさんあったので
「知れて良かった」と感想に書いている子が多かったです。
子どもとして育てられる側から育てる側への意識が芽生えたのではないかと思います。
大人になる前にこうした知識を持っておくことはとても大切ですね。
貴重な機会をありがとうございました。
この授業を高校生に実施すると必ず出る感想が「今知れてよかった」です。
4年生でも親になる意識が芽生えているのですね。
貴重な事実をありがとうございます。
大人にこの授業を実施すると必ず出る言葉が「もっと早く知りたかった」です。
そこで、ではいつ頃に実施するのがいいのだろうと考えました。
女子大生にこの授業を実施したときの反応はあまりよくなかったのです。
多分、社会に出て働くことに意識が向いているのだろうと思いました。
そして、高校生に実施したところ「今知れてよかった」が続々出て来ました。
男子も女子もです。
すごい反応でした。
「大人になってから」と「大人になる前」では全く違うのだなということを実感しています。
2.中学校3年生(東京都)の反応
進路が決まった生徒とこれから本番の生徒が混じって不安定な中でしたが、
とても楽しそうに受けられました。
①夜泣きの問題の時「弟が小さい頃大変だった」と男子生徒が父親のような口ぶりで教えてくれたり、
②小さい頃「いないいないばあの絵本が好きだった」と思い出したり、
③実は母親が保育士なんですよ〜と言ってくれたり、
④バリバリ自閉君がオキシトシン知っていて、すご〜い!となったり、
⑤意外と男子達が真面目にメモ取ったりしてて面白かったです。
⑥おもちゃの順番問題でサッシーの絵本を見たら「怖い!」と言っていたのも面白かったです。
揺さぶり症候群の動画は中3にも衝撃が走ってました。
印象に残っていたのはオキシトシンが出る行動4つ!
授業後に4つの行動を取りながら復習してるのが可愛いかったです。
中3男子が見つめ合って今オキシトシン出てる!とか言ってました。
実演の時はペアでと聞いて相手を抱っこしようとしていたり本当に面白かったです笑
女子は楽しみつつ将来のことを想像しながら授業を受けていたように感じました。
お母さんになった時のこと考えていたかもしれませんね。
「赤ちゃんに読み聞かせしたい!」と言っていた女子もいました。
受験シーズンの中、授業をしていただきました。
この授業を実施すると「生徒とのコミュニケーション」が生まれます。
その様子がいただた感想からよく伝わります。
普段とは「育児」という話題で、お互いの経験や知識をやりとり(対話)できるのがこの授業の楽しみ方なんです。
この先生はそれをうまく引き出してくださいました。
別なクラスから出た感想も印象的でした。
「赤ちゃんを育てたい!」と言っていた女子が「去年の答辞で先輩が『赤ちゃんは愛情がないと育たない』と言っていた意味が今日わかりました!」と感動していたのも興味深かったです。彼女は先生の解説をプリントにメモして持ち帰ってました。
3.中学校3年生(北海道)の反応
いろいろしゃべり過ぎて、感想を書く時間を十分にとれませんでした。
しかし、授業の中で得た手応えは確かなモノでした。
特に赤ちゃんがお父さんに抱っこされるときのVTRを見たときの反応は凄かったです!
時間のない中でも生徒さんたちに短く感想を書いていただきました。
①いいお父さんになります。
②だっこのしかた
③ほっとかない
④育児は大変なことであると同時に大切なことでもあるとわかった。
⑤愛情表現
⑥もし、自分に子どもができたとき、授業で見たこと聞いたことを生かしたい
⑦今、赤ちゃんがいるからかまってあげる
⑧今、小さい弟がいることで、今日学んだことを生かせると思うし、もしも将来子どもが生まれたときに生かしていきたい。
⑨しっかり育てれる
⑩赤ちゃんが泣いたら抱っこしながら歩く。読み聞かせ→ガラガラ→高い高いの順で。首が据わってない状態で高い高いをすると、脳の神経や血管などが切れて死んでしまう可能性があることがわかった
⑪もし自分に子ができたら、その子に学んだことを使って育んでいきたい。周りの人にも
⑫赤ちゃんの持ち方など
⑬将来、赤ちゃんのお世話をしたりするとき、今日の授業でやったことを生かしていきたい。
⑭ちゃんとふれあう。
⑮何やみやすい方法 読み聞かせのタイミング 育て方
⑯読み聞かせとかの順番
⑰間違いの無いことをしたい。
⑱赤ちゃんができるかわかんないけど、ガラガラのやつは生かせると思った
⑲かわいがる
⑳育児は本当に大変だとわかった。家族で赤ちゃんを育てる必要があると思った。揺さぶり症候群は日常に危険性があるので気をつける。
㉑赤ちゃんとふれあう機会があったときは今回の知識を生かしたい
㉒赤ちゃんを育てる上で大切なことをたくさん知れた
㉓ためになる話ばかりで、今後生かせるかが心配です。学んだ知識を役立てられるように生きていきます
㉔よくかまう
㉕正しい方法で子どもをかわいがる
㉖しっかりかまってあげたり、良い環境を作りたい
㉗輸送反応
この生徒たちが実際に親になった時に覚えていてくれるかどうかはわかりませんが、
私は「覚えていてくれる」と思っています。
短い感想であってもそれが伝わるのです。
「ほっとかない」
「しっかり育てれる」
「かわいがる」
こうした言葉に、何か決意のようなものを感じるのです。
それは、このクラスだけではなく、他の学校の子どもたちの感想からも感じます。
外部の人間が授業をした時に儀礼として書く形式的な感想がほどんどありません。
ためになる話ばかりで、今後生かせるかが心配です。学んだ知識を役立てられるように生きていきます
授業を作った者として感無量です。
4.「おうちで赤ちゃん学」を視聴した方から
最後に、ご夫婦で「赤ちゃん学」を視聴されたお母さんからの感想です。
既に子育て歴2年ですが、少し余裕のある出産前に母親学級や両親学級などで夫婦で見られたら最高だなと思いました。まちの保健師さんや助産師さんにぜひ伝えたいと思いました。
もちろん子どもの頃にも学んで、何度も受けたい内容です。
小学生でも、家に赤ちゃんがいる子たちにとってはすぐ実践できたり、赤ちゃんの見方が変わって面白いだろうなと思いました。
普段から何気なくやっていた、目を合わせる、笑いかける、話しかける、だく、などが、オキシトシンの観点からとても重要だったことが分かり、やっていてよかったなと思いましたし、意義が分かってよかったです。赤ちゃんや保育者が自然にやっていた行為の意味や意義を解説してくださったので、なるほどと思うことがたくさんありました。
ご家族での視聴も受け付けております!