講座221 江戸時代のお父さんのお土産

【問題7】江戸時代の育児書である江村北海の『授業編』には次ように書いてあります。

「子供は二、三歳の頃から、父母が外出して帰って来ると土産を欲しがるから(   )を買って与えなさい。

さて、何を買って与えなさいと書いてあったのでしょう。

本の名前は「授業編」ですが育児の本です。

ヒント①

ヒント②

ヒント③

ヒント④

さて、わかったでしょうか。

正解は「絵本」です。

いくつかの呼び名があって、

 絵草紙(えぞうし)

 絵双紙(えそうし)

 草双紙(くさそうじ)

とも言われていました。

『授業編』の中では「絵草紙」を買って与えなさい、とあります。

もっと古い時代には「御伽草子」(おとぎぞうし)という絵本もあります。

「一寸法師」とか「浦島太郎」などの絵本です。

問題7に出て来た絵本は滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』です。

私は子どもの頃、NHKテレビで「新八犬伝」を観てましたよ。

ドラゴンボールみたいなお話でした。

それにしても江戸時代の2、3歳って今の1、2歳じゃないですか。

親がお土産に絵本を買って来ていたなんて、知的ですね!

実は私も街に出かけた時は娘たちに絵本をお土産に買って来ていました。

私が買って来ていたのは「日本昔話アニメ絵本」とか「世界名作ファンタジー」という300円くらいの小さい本です。

今でもうちにありますよ。

この記事に投げ銭!

水野 正司

子育て応援クリエイター:「人によし!」「自分によし!」「世の中によし!」の【win-win-win】になる活動を創造しています。

おすすめ

2件のフィードバック

  1. めいママ より:

    お土産が絵本ってなんて知的!文化の香りがする家庭ですね。

    追試したいです

    • 水野 正司 より:

      私自身も父親がお土産に図鑑を買って来てくれてました。図鑑大好きになりましたよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です