講座207 『はたらく細胞LADY』とHPV

今度の春には最初の孫が小学5年生になります。

高学年です。

女の子です。

プレ思春期ですね。

生理も始まりますし、この本をプレゼントしようかと思っています。

『はたらく細胞』シリーズはすでに全巻プレゼントしたので、

次はこの女性の体編です。

生理、PMS、冷え性、貧血、子宮頸がんなど、女性が直面する体の問題を描いたマンガです。

私は事前に全3巻を読みましたが、

小学校高学年女子には(私の孫には)ちょうどいい内容かなと思いました。

私は男子中高生向けの性教育動画も配信していますが、

男子が読んでも勉強になると思います。

たとえばですね。

子宮頸がんを扱った場面はこんな感じです。

かなり前になりますが、私は「子宮頸がん」という病気の名前を初めて聞いた時、

子宮頸がんの「頸(けい)」の意味がわかりませんでした。

「頸(けい)」って何だ? という感じになりました。

「頸(けい)」って首のことなんですね。

「子宮頸部」といったら、「子宮の首にあたる部分」ということ。

それでも実際にはピンと来ませんでした。

でもこのマンガを読んだら、「子宮の入り口のことか!」ってすぐに理解できました。

「えっ!ここに癌ができちゃうの?」

はじめてリアルに感じ取れました。

そういうことってありますよね。

これがマンガの良さですよね。

マンガにもありますが、HPVはとても身近な病気です。

そして、予防にはワクチンが効果的です。

15歳までに接種すれば90%は予防できることがわかっています。

もちろん、受けるかどうかは個人の判断ですが、選択するにも知識が必要です。

まして小中学生ですから保護者も一緒に考えるべきです。

厚生労働省はワクチン接種の呼びかけを再開しました。

自治体にもよりますが、小学校6年~高校1年相当の女子は無料で受けられます。

こうした判断の予備知識としても、このマンガは役に立つと思いました。

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水野 正司

子育て応援クリエイター:「人によし!」「自分によし!」「世の中によし!」の【win-win-win】になる活動を創造しています。

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