講座177 日常の生活動作を教える

私、この動画が好きなんですよね。

1歳後半のお子さんが手を洗っている動画です。

何気ない動画なんですけど、なぜか好きなんです。

1.子どもの様子

まずですね。

開始1秒後の子どもの姿です。

なんか、手を洗うことを楽しみにしている様子で手をバタバタさせていますよね。

もうこれだけで感動します!

普通、手を洗うことって別に楽しくも何ともないじゃないですか。

それなのになぜか楽しそうにしている。

子どもが楽しそうにしている。

いいですか、みなさん!

子どもが楽しそうにしている姿があったら、それだけで子育ては成功だと思ってください!

それは素直に子どもらしく育っている証拠なんです。

子どもは本来「楽しそう」にするものです。

その素直さが見られたら、子育ては順調だということなんです。

2.お母さんの様子

開始5秒後。

石鹸の泡を付けてもらった瞬間です。

喜んでいますよね。

これだけでもう楽しそうなんです!

そうです。

子どもとは、こんな小っちゃなことでも喜ぶんです。

そして、このお母さんの淡々としている様子!

そこがまたいいんです!

普通、子どもに手洗いを教えるのって面倒じゃないですか。

それを極端に明るくやるのでもなく、

クールに淡々とやっている姿。

普通です。

その普通の姿をなぜ動画に?

そう思いませんか?

それは、子育てにおいて、こうした日常場面が大切な意味を持つからです。

特別な場面だったらYouTubeにあふれているじゃないですか。

そうじゃなく普通の場面が大切なんです。

子どもはまだ1歳半です。

「手の洗い方」ひとつをとっても親の教育が必要な年齢です。

この動画はそうした日常における一場面です。

何一つ叱らずに、支援すべきところは支援して

(泡を付けてあげるとか、仕上げにこすってあげるとか、「ゴシゴシして」などの言葉かけなど)

そして、よく見ると「高さ」が合っていますよね。

洗面台の前に子供用の台を置いているのでしょう。

そういう支援(環境)を用意した上で、

子どもが自分でやれるところはやらせる。

こうして少しずつ自分でやれるように導いて行く。

まさに子育ての日常場面です。

今回はそのような「日常」にスポットを当ててみました。

こういうのが大事なんですよ!

この記事に投げ銭!

水野 正司

子育て応援クリエイター:「人によし!」「自分によし!」「世の中によし!」の【win-win-win】になる活動を創造しています。

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