講座164 幼児期は父親の出番②
昨日、Facebookにこんな投稿をしました。
親の出番
【怒る】他人の心を傷つけた時/自分の心を傷つけた時
【謝る】他人の体を傷つけた時
【泣く】自分の体を傷つけた時
我が子が「他人の心を傷つけた時」には怒る。
自分で自分を「どうせバカだから」などと言った時も怒る。
この二つについては、事の重さに気づいていない可能性があるので怒りますね。
そして、クラスの子の誰かに怪我を負わせた時は一緒に謝る。
リストカットしちゃった時は親が気づいてあげられなかったということ。
泣くしかありませんね。
今のは「親の出番」です。
同じように「父親の出番」を書いてみます。
出番①:乳児期に妻を助けること
出番②:幼児期に子どもと遊ぶこと
出番③:思春期に話を聞くこと
この3つが特に重要ですね。
今回は「出番2」について復習しておきましょう。
「母親との愛着形成」と「子ども同士の遊び」の間にあるのが【父親の出番②】です。
このオレンジ色の時期に様々な運動を(遊びの中で)体験させるわけです。
立つ、座る、寝ころぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がる、歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、はう、よける、すべる、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引くなど
これは文部科学省の『幼児期運動指針ガイドブック』 に載っている「動き」です。
こうした「動き」の必要性については、山梨大学の中村和彦教授が「運動神経が良くなる36の動作」として早くから提唱しています。
幼児期の遊びは家の中でもできます。
家の中にある遊び道具を工夫すれば新しい体験の場になります。
外に出ると、いつもの砂場が体験教室に変身します。
そのことが具体的にわかる素敵な動画をご覧ください。