講座432 ご主人知ってますか?奥様のSS症候群!

先日、ラジオ番組「子育てエトセトラ」の中で尋ねました。

赤ちゃんを育てている時に何が一番大変でしたか?

子育て経験豊富な二人は口をそろえて次のように言いました。

何が大変って、家事を途中で止められるのが一番ストレスでした!!

世のご主人たちはこれだけで理解できるでしょうか?

「あ、あのことか!」と気づけたご主人は思いやり満点の男性です。

多分、多くの若いお父さんたちは「?」だと思います。

かくいう私もハテナでした。

家事を途中で止められる

これ、何のことかわかりますか?

奥さんのどういう状況をいうのか想像できますか?

今回はこのことについて世の中に問題提起します。

 目 次
1.日中の家庭を想像しよう!
2.SS症候群
3.社会常識を変えよう!

1.日中の家庭を想像しよう!

赤ちゃんが生まれると、日中赤ちゃんのお世話をするのは大抵がお母さんですよね。

日本の男性は世界一育児休暇を取りやすい国に住んでいますが、その取得率は低迷したままです。

そんなわけで日中にお世話をするのは大抵がお母さん(奥様)なのです。

そして、今は三世代同居が少ないわけですから、必然的にこうなります。

昼間は赤ちゃんとお母さんの二人きり

家でずっと二人きりの状況を外で働いているお父さんは想像できますでしょうか。

私は出来ませんでした。

何しろ休みの日もずっと仕事だったり、研修で出掛けていたりしていましたから。

帰って来るのは夜なんです。

そして、帰宅した男性が考えることと言ったら!

酒かご飯か

帰って来てご飯の準備が出来ているのが「当たり前」だと思っていませんか?

たまに準備が出来ていなかったら「何してんだよ!遅いよ!」なんて愚痴ったり。

「もういい!カップ麺食う!」なんて不貞腐れたり。

それです!

それが「想像出来ていない」ということなのです。

2.SS症候群

赤ちゃんや幼児を育てているお母さんにとっての家事は普通の家事ではありません。

子どもを育てながらの家事

それに付きまとうのが「Stop Stress(ストップ・ストレス)」です。

止められるのです。

家事が進まないのです。

キッチンで大根を切っている時に子どもがビー玉を口に入れそうになってたら走りますよね。

洗濯物を干そうか思っていた時に子どもがまとわりついて来たら思わず抱っこしちゃいますよね。

トイレに行きたくても行けない場合もしょっちゅうあります。

母親にとっては、

家事<子ども

なのです。

だから家事の途中で何度も手を止められます。

想像できますか?

これは想像以上のストレスなのです。

絶対子どもを優先させます。

なぜなら、それが母性(愛着形成)だからです。

なぜなら、それは命や怪我にかかわることだからです。

しかし、その一方で家事が進みません。

やりたいこと、やらなければならないことが、途切れ途切れになります。

場合によっては、朝イチにやろうと思っていたことが、お昼を過ぎても放置状態となります。

うんざりします。

こうした「うんざり」と「途切れ途切れ」によるストレスは育児中の母親の心を傷つけます。

これが「SS症候群(ストップ・ストレス症候群)」です。(私が命名しました)

番組の中で二人に聞いたところ、子どもが結構大きくなってからも「うんざり」や「途切れ途切れ」は続くと言います。

ましてや産褥期(出産後2ヶ月目まで)や産後うつ期(産後3~6ヵ月くらい)は要注意です。

ただでさえ「二人きり」は精神状態が不安定になります。

そこに来て「うんざり」や「途切れ途切れ」があるわけです。

これが日中の家庭です。

その状況を想像する力がすべての人に求められています。

3.社会常識を変えよう!

電車に乗っている時に抱っこしていた赤ちゃんが泣き出したら困りますよね。

迷惑かけちゃった!

周囲の目が気になります。

本当に冷たい目で睨む人もいます。

昔はそんなことはありませんでした。

・赤ちゃんは泣いて当然

・赤ちゃんはみんなで育てるもの

そういう社会常識があったからです。

でも、現代社会では子育てに対する理解が薄くなっています。

赤ちゃんを育てたことのない人も増えています。

そんな時代ですからなおのこと「理解」が必要です。

子育て支援という言葉が流行っていますが、ほとんどはお金の支援です。

理解の支援が足りないように思います。

学校教育で子育て理解のソーシャルスキルを教えたいですね。

「電車で赤ちゃんが泣いていたらニッコリ笑ってあげましょう」とか、

「赤ちゃんを抱っこしているお母さんに『大丈夫ですよ』と一言声をかけましょう」とか。

そういうことを常識にすべきだと思います。

「日中の家庭」を思いやるにも知識が必要です。

特に父親となる男性には大切です。

明治以降、日本の学校は西欧の教科技芸学習を「教養(リベラルアーツ)」として現在の教科書を作りました。

150年が過ぎた今もその「教養」はほとんど変わっていません。

ですから、公務員などの資格試験で「一般教養」と言えば、日常生活には関係ないような知識が出題されて、暗記によって試験だけパスすれば忘れてしまうようなことが教養になっています。

それはもう教養ではないですね。

ですから「学校の勉強は社会に出てから役に立たない」と言われてしまうのです。

本当に必要な知識とは何でしょう?

それは「社会に出た時に役立つ情報」のはずです。

学校で教わらないなら、社会教育がそれを補わなければなりません。

「子育てwin3計画」はそのために私が始めた事業です。

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水野 正司

子育て応援クリエイター:「人によし!」「自分によし!」「世の中によし!」の【win-win-win】になる活動を創造しています。

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