講座517 『みんなの子育てスキル』感想集⑥
別海町立病院産婦人科の山内修先生
だんだんと寒くなってきました。いかがお過ごしでしょうか。
先日は先生のご本「未来のために知っておきたいみんなの子育てスキル」を頂き大変ありがとうございました。
とても読みやすく、一気に最後まで読んでいました。
引用の出典や文献を載せており、信頼できる書物であることは分かります。
また、字も大きめで読みやすく、ペンギンのイラストや四コマ漫画、写真も載っていて、さらに読みやすい・理解しやすい本になっていると思います。
私は早速、ネットで5冊購入しました。
1冊は私の息子夫婦に、もう1冊は別海病院の理学療法士(共に1歳弱と3歳弱の子あり)に送りたいと思います。
あとの3冊は産婦人科外来に置いておきます。
必要と思われる方にこの本をプレゼントしたいと思っています。
私の論文と寄稿文を同封させていただきます。
子育てとは直接関係ないと思われますが、時間があるときに目を通してみてください。
先生の益々のご発展とご活躍を祈念いたしております。
山内修
■山内先生、感想ありがとうございます。
5冊も買っていただけたなんて感激です。
実は、産婦人科の待合室に置いていただけることが密かな夢でした。
それがこのような形で実現できるなんて嬉しいです。
私は毎年のように別海高校の2年生に「赤ちゃん学」の授業をしてますし、
別海病院の産婦人科に行けば「赤ちゃん学」の本が置いてありますし、
母子保健センターに行ってもこの本があるはずですので、
《すべての人が愛着形成の仕方を知っている町》になれたら最高です。
そなったら、学力の上がるし、自殺率の減るし、病気も減るかもしれませんね。
先生から頂いた論文は非常に面白かったです。
これを授業に活かしたいと思っております。
「日本一の童発達支援センター」と言われる山梨県の「あどばんす」代表理事の太田一美先生
この度はご出版おめでとうございます
お気にかけていただきありがとうございました。
かわいらしい表紙で感動しました。
初めての母親むけかと思いながら読ませていただきました。
そして、高校生向けであることを再度確認して読ませていただきました。
あどばんすの保護者がこの本に出合っていたら・・・・・
と思いました。
あどばんすの子どもたちが学ぶことも大切であるとも考えるきっかけに
なりました。
どうして今の自分が形成せられてきたのかなど子どもたちと
向かい合っていきたいと考えました。
職員研修や保護者研修で利用させていただきます。
水野先生の実践をぜひ拝見したいと思います。
どこかで機会をいただけたら幸いです。
水野先生からのまだまだ学んでいきたいと思いました。
お会いできる日を楽しみにしております。
益々のご活躍をお祈りしております。
まずはお礼まで
■太田先生、感想ありがとうございます。
「あどばんす」の先生方に読んでいただけたら、ますます療育力がアップしちゃいますね!
先生方のお役に立てたらうれしいです。
必要であれば何冊か送りますのでいつでも言ってください!
埼玉県飯能市の白鳥幼稚園の石間戸洋子先生
水野先生、大変読みやすく、楽しい本を有り難うございました。
一気に読みました。
赤ちゃんの事を深く研究なさっていて驚きました。
幼稚園でも0歳児を6名お預かりしていますが、日々の成長が目まぐるしく幾日か見ないうちに色々な事がわかり、出来るようになっていって楽しいです。
折に触れて多くの保育士が関わりますが、二人担任に対して全幅の信頼を寄せ、全身で喜怒哀楽を表現します。担任もそれに応じて赤ちゃんの思いをくみとりとて、お良い関係を築いています。
4月に生後3ケ月の赤ちゃんをお預かりし、今ではハイハイ、たっちまでできるようになりました。
この子どもたちが園から巣立っていく時はうれしい反面、さびしい気持ちも一杯だろうと想っています。
ご本はその後、主任から0~2歳児、3・4・5歳児担当と読みまわし、二学期終業式の研修会で意見交換してみようと考えています。
当地は小春日和で穏やかですが、北海道は寒くなりましたでしょう。
どうじお元気で益々のご活躍を祈念申し上げます。
■洋子先生、お手紙ありがとうございます。
私はこのお手紙の中で重要な発見がありました。
それは、0歳児の愛着形成についての事実です。
愛着形成の基本対象は母親ですが、母親以外でも愛着の対象になれることはわかっています。
しかし、母親の代わりになる人ですから《特別に信頼を寄せられる人物》ですよね。
そして、その人物はやっぱり《特定の一人》だとばかり思っていました。
ところが、今は保育士んさんたちの勤務体制が変わって、ずっと同じお子さんを担当し続けることができなくなってきています。
そうなると、0歳児の担当者が《入れ替わり立ち代わり》状態になります。
果たして、そのような環境で愛着は安定的に形成されるのだろうかという心配が私にはありました。
しかし、いただいたお手紙の中には、その心配を覆す事実と仕組が書かれていました。
折に触れて多くの保育士が関わりますが、二人担任に対して全幅の信頼を寄せ、全身で喜怒哀楽を表現します。担任もそれに応じて赤ちゃんの思いをくみとりとて、お良い関係を築いています。
ここからは、赤ちゃんとの愛着形成が順調に進んでいることが読み取れます。
「全身で喜怒哀楽を表現」というのはその証拠です。
そして、担任の先生が「それに応じて」「思いをくみとり」対応されています。
つまり、複数の保育士であっても愛着形成は可能だという事実がここには書かれているのです。
ただし、そのためには仕組が必要だと思います。
①二人体制であること
②すべての補言う櫛が同じスキルを持っていること
お手紙の中には「二人担任」という言葉がありました。
これは「二人担任制」ということだと思います。
ひとりの赤ちゃんに対してバラバラに人が入るのではなく、決まった二人のどちらかが入るとう意味だと思います。
それならば赤ちゃんは愛着形成が出来るという事実です。
もう一つは、お手紙には書かれていませんが、この園の研修方法にあります。
白鳥幼稚園では、保育士に必要なスキルをすべての保育士が一定のレベルで身につけています。
たとえば、フラッシュカードのめくり方だと、全員が同じスキルを持っているので、誰が担当しても同じ質の保育を実現できます。
学校であれば、先生によっては授業の上手い先生もいれば、下手な先生もいるわけです。
俗に、保護者から「アタリ・ハズレ」などとと言われるわけです。
でも、白鳥幼稚園の先生方は研修によって同じスキルを身につけているので、全員同じことが出来ます。
基本的なスキルを全員が持っていて、その上にそれぞれの先生方の個性を活かすことができる仕組みです。
この①と②があれば、0歳児の預かり保育でも愛着形成は安定的に図られる。
これは凄いことです。
また参観しに行きたくなりました。
こちらかダウンロードできます。→『みんなの子育てスキル』フライヤー
『未来のために知っておきたい みんなの子育てスキル』水野正司著・間宮彩智イラスト(マイクロマガジン)
園の研修や個人の努力が、スキルを身に付けるのに必要なのことが残念だと思います。保育士や幼稚園教諭、教員免許等の資格取得過程で学べるようになって欲しいと思います。
娘の通った園は、理解あると感じる園でしたが、卒園式の、特に大人の挨拶のほぼ全てが長くて、ビックリしました。何かズレているというか、足らない感じがしました。
車の免許もそうですが、実際に乗らないとスキルは身に付きませんよね。
世の中にはペーパー免許が多過ぎますね。
その点、医師はインターンシップ制ですし、様々な科を経験してから自分の仕事に就くので安心です。
ただ、忙しいのは問題ですね。
お医者さんの勤務はもっと楽にして欲しいです。
そしたら私たちは更に安心!
園児の前でわけわからん話をする大人が来た団体には次から招待状を送らない。