講座218 イクメン・スキンシップ・脳科学
2.スキンシップ
3.イクメン
1.脳科学
こうして振り返ると、「日本の伝統的な子育て」は現在になって復活してきたと言えます。
しかも、驚くべきことに、最新の脳科学の観点から見ても「当たってる」内容です。
・愛情たっぷり
・スキンシップたっぷり
・叱らない、体罰しない
・遊びを大切にする
どれも大切なことです。
2.スキンシップ
その中から「スキンシップ」を取り上げてみましょう。
「抱っこ」や「おんぶ」はもちろん、「こちょこちょ」も「なでなで」も日本の伝統なのです。
ある調査によると、スキンシップを大切にしていた家庭では、中学生になっても親子関係が良好だという結果が出ています。
「校内暴力」という言葉を聞いたことがありますか?
1970年代から1980年代前半にかけて、中学生・高校生が暴力事件を多発させました。
今思うとこれは、伝統的子育てを失った世代だったのではないかと思います。
3.イクメン
もう一つ復活したのが「父親の参加」、現代で言えば「イクメン」です。
江戸や明治の子育ては、父親が積極的に参加していました。
まあ、当時の働き方には余裕があったというのもありますけど。