講座486 子育て講座実施報告!(北海道・北見市)

2024年6月2日(日)に北海道・北見市におきまして「子育て講座」がありました!

いただいたテーマは「発達障害の子の親の日常の理解と対処法です!

毎年のようにお世話になっているのですが、毎年難しいテーマで攻めて来ます!(^^)/

今年も右往左往しながら務めを果たして来ました!

今回はその報告です。

 目 次
1.「協力(連携)すること」が大切
2.「マリアとマルタの話」
3.発達障害なのでは?
4.「言葉」そして「遊び」。

1.「協力(連携)すること」が大切

主催は「北見スマイルこそだてネットワーク」さんです。

Nさん。

とてもためになるお話が聞けました。
子供の発達について悩むことは多いですが、
今後も幼稚園の先生や発達支援の先生方と協力しながら、
よりよい方向に導けるようにしていきたいと思います。
来年は小学校なので、支援級、通級など考えてしまいますが、
子供にとって何が一番良いのかも考えて決めていきたいと思いました。
インスタ登録しました!

感想を読ませていただき、「意図が伝わった!」と実感できました!

そうなのです。我が子のために「協力(連携)すること」が大切なのです。

良くない言い方ですが、我が子のために《使う・利用する・活用する》ということです。

その使い方を少しはお伝えできたのかなと思います。

来年、小学校。

その時にオススメなのが《見学》です。

今年のうちに校区の小学校にお願いして、支援級や通級を《見学》しておくことをオススメします。

管理職の判断にもよると思いますが、私が勤務していた学校では実施していました。

学校によってシステムはまったく異なります。

《見学してから決める》

というのも《あり》です。

インスタ登録有り難うございます。(あんまり発信していませんが(^^;)

2.「マリアとマルタの話」

Sさん。

質問・意見をひろっていただき、大変勉強になりました。頭すっきり!
周りの方も一緒に考えてくださり感謝です!
思ってもみなかった課題も見えてきました。
私は割と放任タイプ(家事などが忙しくて、そちらの手が止まらずかまってあげられない)の親なので、
まずはしっかりと子どもの目を見て話すことから始めようと思えました!
(聖書でいう「マリアとマルタの話」、ご存知ですか?)
今の子育てが将来のいろんなことにつながっている話、
そして、今ダメでも将来いろんな環境により回復のチャンスがあることも知れたことは希望です!キラッ

今回の講座は、私が一方的にしゃべるのではなく、

参加者の皆さんが《私の話を途中で止めることができる》というルールでやってみました。

Sさんが積極的に止めてくださったので、いろんな方向の話ができてよかったです!

「マリアとマルタの話」は知りませんでした。

でも、これを読んで意味がよく分かりました。

その時々によって《何を選択するか》は大切ですね。

家事を優先してよい時もあるでしょうし、我が子を優先すべき時もあると思います。

それを判断するには、ある程度の《子育ての知識》が必要です。

それがあって「ちょうどいい母親」になれるのだと思います。誰もが。

3.発達障害なのでは?

Aさん。

最近、娘のことで、発達障害なのでは? と考えることが出て来ていたので、
今日の話を聞けて良かったです。
話を聞く中で、ASDかも? と思っていたら、
質問タイムで先生からご指摘いただいたので調べたいと思いましたし、
なんだかほっとした気持ちです。
今度は有料相談させていただけたらと思います。
よろしくお願いします。

講座の中で指摘(推測)してしまうのは、本来は、よくないのですが、思い切って言ってしまいました。

なぜかと言いますと、

Aさんとは、理解し合える前提(情報)を共有できているように感じたからです。

Aさんが、「ほっと」されたと知って、胸をなでおろしました。

普通なら、《発達障害ではないか》と指摘されたら落ち込む方が多いと思います。

でも、発達障害のことについて、偏見を持たずに、正しい方向で理解している方なら、ほっとするはずです。

ですから、Aさんがほっとされたということは、

《正しい方向で理解された》ということだと思います。

娘さんへの理解が、きっと進むはずです。

そして、そのことは、娘さんの気持ちを《安心》に導くと思います。

4.「言葉」そして「遊び」。

Iさん。

発達の凸凹は《みんなある程度ある》、そして、定型発達の子も、凸凹が目立つ子も、
それぞれの心に寄り添うことで、安心で安全な場所になると信じ、保育をしています。
答え合わせが出来たような思いで、うなずきながらお話を聞かせて頂きました。
家庭での関わりにまで口を出すことができないのが現状なもので、もどかしい思いもありますが、
保育園でできることをやっていき、子どもたちの生きる力をしっかりと育んでいこうと改めて感じました。
まだまだ勉強が足りず、初めて知ることもあって大変勉強になりました。
ありがとうございました!

そう言っていただけて安心いたしました。

《現職》の立場。わかります。

現職の立場としては、逆に、《保護者の方から言っていただく》と助かる場合があります。

ですから、保護者の方は、遠慮せずに、先生あるいは管理職の立場の方に相談すべきだと思います。

相談とクレームは異なります。

相談は連携のツールです。

遠慮なく、学校や園に相談しましょう!

今回の講座を通して私自身も勉強になりました。

一番勉強になったのは、話している途中に、《そうだ!大切のは「遊び」だ!》と気づいたことです。

《園での遊び》も《親との遊び》も、幼児期の発達において、極めて重要。

「言葉」そして「遊び」。

そのことに気づいて、帰宅してから「未来を生き抜く子育てマップ」を修正しました。

こちらが新しいマップです。

土台が「愛着形成」であることは変わりません。

それを終えた子どもたちが親から離れて入園することが一番の理想です。

そうすると保育士さんたちの仕事はもっと充実・発揮できて、子どもの発達はさらに望ましくなるはずです。

それが《win-win-win社会》です。

いただいた感想は読ませていただいておりますが、すべては紹介できませんでした。

ご了承ください。

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水野 正司

子育て応援クリエイター:「人によし!」「自分によし!」「世の中によし!」の【win-win-win】になる活動を創造しています。

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