講座596 【PISA2025】調査結果をスピード解説!

9月8日に公表されたPISA 2025における日本の結果を「強み」と「課題」に分けて解説します。

出典:「OECD生徒の学習到達度調査PISA2025のポイント」文部科学省・国立教育政策研究所令和8年9月8日

 目 次
1.3分野すべてでOECD加盟国中1位
2.新設された「デジタル・ワールド」でも1位
3.家庭の社会経済的背景による学力差が比較的小さい
4.課題➀ 読解力の低下
5.課題② 低得点層の増加
6.課題③ AI活用の少なさ
7.その他:メディア利用時間は国際的にみて少ない
8.まとめ
9.日本の課題

1.3分野すべてでOECD加盟国中1位

科学的リテラシー、読解力、数学的リテラシーの3分野すべてでOECD加盟38か国中1位となり、調査開始以来初めての結果だった。

2.新設された「デジタル・ワールド」でも1位

ICTを使って問題を解決したり、プログラムを修正したりする課題でも日本は高成績だった。

3.家庭の社会経済的背景による学力差が比較的小さい

家庭が裕福かどうかによる学力への影響が国際的に見て小さく、日本では教育の公平性が比較的保たれている。

2022年と比べて読解力が有意に低下し、とくに「読解の流暢性」、つまり文章を素早く正確に読み、その意味をすぐ捉える力の低下が平均得点を押し下げている可能性がある。

音読を十分に行う授業が減っているのではないか。

基礎的な習熟レベルに達していない生徒の割合が3分野すべてで増え、とくに学習が苦手な生徒の学力低下が進んでいる。

日本の15歳は、学校や家庭学習でのAI利用頻度がOECD加盟38か国中38位だった。

日本の学校教育ではAIの使い方をもっと積極的に教える必要がある。

7.その他:メディア利用時間は国際的にみて少ない

SNSやYouTubeなどの利用時間については、日本の子どもは国際的に少ないという結果に。

平日のSNS閲覧時間は比較対象24か国中24位、休日も17位。

8.まとめ

9.日本の課題

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水野 正司

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