講座538 新生児との生活

五番目の孫が生まれて我が家にやって来ました。
しばらくの間、一緒に暮らします。
またまた新生児との生活が始まりました。
しかも、今回は3歳の幼稚園児付きです。
机に向かう時間は激減したのですが、暇を見て記録してみたいと思います。
2.一人でするものではありません。
3.生活の変化

1.赤ちゃんを可愛がるのは本能か?
退院は5日後でした。
姉となった3歳児はこの日が初めてのご対面です。
その瞬間を写真に撮りました。

最初はやはりビビッてました。
しかし、3分もしないうちに慣れ始め、
母親の「なでなでしてごらん」の言葉で赤ちゃんの頭を撫でていました。
《かわいいね》という感情が無意識に共有されたように見えました。
《大事だね》という扱い方も伝わっているのではないかと思いました。
それからすぐです。
10分もしないうちにアンパンマンのぬいぐるみを持って来て、妹に見せていました。
大人は教えていません。
自分からぬいぐるみを探して、赤ちゃんをあやすために持って来たのです。
本能?
びっくりしました。

2.一人でするものではありません。
それから先は、お母さんが赤ちゃんの世話をする様子を間近で見ることになります。
授乳の様子
おむつ替えの様子
抱っこの様子
添い寝の様子
沐浴の様子
自分が赤ちゃんの時も同じだったことを母親とも話します。
昔の写真も見て確認。
《家に赤ちゃんが居る》ということから様々なことを学べます。
私はFacebookに次のように記しました。
皆様有り難うございます。
現在、0歳児、3歳児、母親、妻、四女、私の6人で住んでます。
誰かがそばにいるので、分担できます。
そうなると、赤ちゃんがいてもそれほど困りません。
これが「母一人子一人」だと本当に大変だと思います。
やはり、子育ては母親が一人でするものではないと実感しています。
男性の育休も日本ではまだまだ浸透していません。
そうなると祖父母の役割は大きいでしょうね。
私は今、片道30分の幼稚園の送迎をしています。
幼児を預かってくれる保育園・幼稚園の存在も大きいですね。
社会全体で子育てをしなければいけないことも実感しています。
頭ではわかってはいたものの、やっぱり子育ては大変です。
一人でするものではありません。
どこかで《子育て家庭に月5千円支給》みたいな記事が出ていましたがとんでもありません。
《月30万円支給》でいいくらいです。
日本人の平均年収は「460万円」だそうですから月給「約38万円」です。
母親が働くまでの間の子育てにそのくらいの支給があってもいいですよね。

3.生活の変化
さて、私の生活も一変しました。
孫が通う幼稚園までの距離は31㎞、片道30分です。
朝は幼稚園に8時31分に着くように家を出ます。
チャイルドシートの装着が手間なんですよね。
車の中では動揺メドレー。
お迎えは15時半。
それまでの間に自分の時間が持てるのはなんと有難いことでしょう。
幼稚園様様です。
私は水中運動の同好会とミニテニスの同好会に通っているので、それが出来ます。
体調が良ければデスクワークも出来ます。
お迎えが終わってからから孫とお買い物。
そして、夕飯の支度を一緒にやります。
料理のお手伝いのどの部分を担当させるか。
これは授業の組み立てと共通する部分があります。
普通は想像できない部分を担当させて、成功体験を味わわせます。

この写真は料理の最中に撮りました。
母親がシャワーを浴びていたので、台所の机に寝かせて顔を見ながら料理をしました。
「高い所に寝かせてはいけません!」と母親から注意を受けましたが、見えないより見えた方がいいですよね。

今日は土曜日なので送迎がありません。
これがまた大変。
幼児は遊ぶのが仕事です。
朝から「ヒマ」です。
今日は父親が来てくれて体育館に遊びに連れ出してくれました。
たくさんの人がいると本当に助かります。




こちらも、5月に娘のいとこが出産し、ひとりっ子の娘もはじめて赤ちゃんを抱っこしました。
出産前は、赤ちゃんが生まれたら、いとこのお姉ちゃんに、私は一番に可愛がってもらえなくなると、しくしく泣いていたのですが、いざ、赤ちゃんに対面すると、そんな気持ちはどこかに行ってしまったようです。
いとこが赤ちゃんを連れてくると、ずっと赤ちゃんのところに居たがり、抱っこ要因として活躍しているようです。
そういえば、私も保育園児だった頃、園にいる赤ちゃんのおむつ替えを教えてもらい、出来るようになったのが誇らしかったのを思い出しました。妹のミルクやりも楽しかったような記憶があります。
娘は幼稚園児の頃は、赤ちゃんのあやし方を誤り、少しケガをさせてしまったようで、赤ちゃんキライと言っていましたが、克服できたよえです。そんなことも思い出しました。
とてもよくわかります!
妹や弟が出来ると《うれしい気持ち》と《嫉妬》が同時に生まれて、
お姉さんになったり、急に甘えてみたり、両方出て来ます。
それに上手に対応する必要があるなあと実感しています。
特に、甘え(赤ちゃん返り)にはちゃんと対応してあげなきゃと思いました。