講座256 赤ちゃんのワンオペは絶対無理!
懺悔します。
我が家に赤ちゃんがやって来て10日になりますが、
今こそ断言します。
子育ては大変です!
母親は偉大です!
ワンオペなんて絶対無理です。
ワンオペされてるお母さんは偉大過ぎます。
10日間で痛感しました。
今回はそのことについて書きます。
2.「生後1か月間はだいたい眠っている」の間違い
3.まとめ
1.赤ちゃんの睡眠パターン
私は自分の子育て講座で次の図を使って解説して来ました。
横軸は24時間です。
縦軸の1mは生後1か月、2mは2か月、3mは3か月です。
そして、黒い線は赤ちゃんが眠っている時間を表しています。
白い部分は起きている時間です。
生後3か月を過ぎると、模様が一定になってきますよね。
これは「夜に眠って朝に起きる」という生活リズムが出来上がってくるということです。
生後1か月を見てください。
だいたい黒ですよね。
これは「一日中ほぼ眠っている」ということを示しています。
では、その間の「1~2ヵ月」くらいの時期はどうなっているでしょう?
黒い線が斜めになっていますよね。
これは「努力期間」です。
赤ちゃんが外の世界の生活リズムに合わせようとしている努力期間
そして、この努力期間が夜泣きのピークと一致すると言われています。
ですから私は子育て講座の中で次のように言っていました。
A:「1か月間はほとんど眠っているから楽ですよ!」
B:「3カ月を過ぎるとリズムをつかむから楽になりますよ!」
ごめんなさい。
これは間違いです。
とりあえず、今回はAを撤回します。
2.「生後1か月間はだいたい眠っている」の間違い
もう一度、生後1か月のグラフを見てみましょう。
確かに黒い部分は多いです。
しかし!
黒と黒の間に白い部分があります。
これは「断続的に目が覚める」ということです。
黒い線がずうっと一本つながっていれば、ずうっと眠っているわけですが、
そうじゃなくて、ちょっと眠っては、すぐ目覚めるというくり返しです。
これは何を意味するのか?
母親が眠れない
そうなのです。
私は今回、24時間赤ちゃんと同居して初めてこのことに気づきました。涙
若かった時は外で働いていたので身を持って実感できませんでした。
夜は夜でぐっすり眠ってしまっていたので妻の苦労を実感できませんでした。懺悔
今回は、日中も、ずっと赤ちゃんのそばにいて、そのことが実感できたのです。
グラフの意味がわかったのです。
「生後1カ月間はほとんど眠っている」は正しいけど正しくない。
母親の視点が欠けているのです。
今ならこう言います。
生後1カ月間は短時間で目覚めることが続く。
母親は大変です。
夜だってこれが続くのです。
睡眠時間が削られます。
慢性的な寝不足になります。
母親の体は赤ちゃんの泣き声に敏感に反応します。
夜中に寝ている時にでも起こされます。
日中にちょっと眠ろうと思っても赤ちゃんはまた泣きます。
A:「1か月間はほとんど眠っているから楽ですよ!」
これがいかにトンデモ発言だったかを痛感しています。
懺悔です。
3.まとめ
ですから我が家では母親の睡眠確保を手伝います。
昨日は2時間くらい私が子守りをしました。
その間、母親は別室で睡眠を確保します。
大人の睡眠は90分~120分が1サイクルだというので、そのくらいがいいのかなと思っています。
これだけでもだいぶ違いますよね。
でもこれは家族がいたからできることです。
もし、これがワンオペだったらと想像すると胸が苦しくなります。
「大変だ」なんて言葉では済まされないほど大変です。
たったひとりで乳児期の子育てを乗り越えたお母さんは偉大過ぎます。
世間の方々はこの大変さを知っているのでしょうか?
政治家の皆さんはご存知なのでしょうか?
私が鈍感だったのでしょうか?
もし、赤ちゃんを育てている人がそばにいたなら、どうか協力してあげてください。
・生後1カ月間は短時間で目覚めることが続く
・1~2ヵ月目は外の世界の生活リズムに合わせようとする努力期間
世の中に子育ての知識を広めるためにこれからも頑張ります!
私も2月に出産し、水野先生の子育てブログを毎回楽しく読んでいます!
出産してから1ヶ月は、本当に実家の存在が不可欠でした。その1ヶ月の間に母体の回復をさせながら、赤ちゃんの睡眠導入をどうやって速く行うかを考える日々でした。赤ちゃんの発達はものすごく速いので、発達に合わせて睡眠導入を工夫していくのが難しいです。しかし、ここがわかれば、お母さんの睡眠時間の確保にもつながるので、赤ちゃんの様子観察→実践の繰り返しですね!
そうでしたか!
同学年ですね。
赤ちゃん育児、一緒に頑張りましょう!(^^)/
生後1ヶ月の我が子。
0ヶ月の時は母に手伝いにきてもらっていました。
現在はワンオペの日もあったり旦那と2人の時もあったりします。
寝ていない隙間時間にお昼寝したいとは思いつつ、洗濯、食器洗い、掃除などなどしなければいけないことはあり、なかなか眠れないのが現状です。
自分のテンションをあげる為に、子供が泣いてしまった時には、ホテルのコンシェルジュのように迎えにいきます。
「どうなさいましたか~?」みたいな感じで(*^^*)
めっちゃ高級な対応です!
リッツカールトン並みのホテルですね。