講座156『わが子に発達障害を「告知」できますか?』

保護者、家族、学校の先生。

発達障害のあるお子さんのまわりに発達障害の理解者が増えることを願って作りました。

「あなたは発達障害なのですよ。」

「おまえはADHDなんだよ。」

そういうことを告げるのが「告知」です。

告知には「誰がする」という決まりがありません。

では、誰が本人に告知しているのでしょう?

それとも告知はしない方がいいのでしょうか?

研究論文によると約8割の場合、母親が我が子に告知をしているといいます。

告知は専門家でも難しいことだと思いますが、保護者に任されているのが実情なのです。

みなさんはわが子に発達障害の告知をする自信がありますか?

そもそも発達障害を「子どもでも理解できるように」話せますか?

まずは発達障害を理解しましょう。

目次に目を通してみてください。

理解に自信のない項目があったらその章から読み始めることもできます。

目次
第1章 発達障害・教師が困っていることランキング
1.教師が困っていること10位~1位
 2.四大発達凸凹
 3.発達障害の子の割合
 4.子どもたちが背負っているリスク
 5.発達障害「環境のABCD」

第2章 この子たちを理解して!
 1.Aさんの事例
 2.B君の事例
 3.C君の事例
 4.「知っている」と「理解している」

第3章 発達障害の関係式
 1.発達障害の子はどっち?
 2.一つ目の関係式
 3.二つ目の関係式
 4.発達障害の仕組み
 5.発達障害のキーワード

第4章 発達障害は病気なの?
 1.発達障害は病気なの?
 2.発達障害は治るの?
 3.発達障害「それじゃあ何なの?」
 4.あの人は発達障害?

第5章 原因は遺伝?育て方?
 1.発達障害の原因は?
 2.エピジェネティクスとは何か
 3.ストレスと環境化学物質
 4.「スイッチ」と「コントローラー」
 5.前頭前野を発達させるポイント

第6章 薬の役目
 1.薬で治りますか?
 2.人工知能と人間の違い
 3.「不安」の正体
 4.薬の役目
 5.薬以外の方法

第7章「早寝」って何時?
 1.「早寝」って何時?
 2.大人に合わせてはイケナイ!
 3.睡眠不足が子どもに与える影響

第8章 食事で発達障害を改善する
 1.セロトニンを増やす食べ物
 2.ドーパミンを増やす食べ物
 3.ノルアドレナリンを増やす食べ物
 4.脳腸相関
 5.白い麻薬

第9章 運動のデメリット?
 1.感覚的に楽しめない!
 2.苦手なことはしたくない!
 3.運動がトラウマになる!
 4.運動は必要?不必要?

第10章 「告知」は誰がするか?
 1.診断は誰がするか?
 2.「告知」の現状
 3.提案・「告知」のシステム

あとがき

すべての大人が発達障害の理解者になることを願って。(水野正司)

水野 正司

子育て応援クリエイター:「人によし!」「自分によし!」「世の中によし!」の【win-win-win】になる活動を創造しています。

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