講座590 幼稚園での行事指導

2.幼児への配慮
3.「運動会」か?「運動参観日」か?
1.「運動参観日」とは
勤務している幼稚園では、9月の上旬に「運動参観日」があります。
「運動会」ではありません。
「運動参観日」です。
「運動会」はなくなりました。
その代わりに、年長・年中・年少で参観日を分けて実施し、
その内容を運動会的なものにしています。
ミニ運動会ですね。
平日に実施します。
平日ですけど、ほとんどの保護者が参加してくれています。
(たしか昨年は全保護者が来てくださっていたと思います)
この日のために4月から休みを取っている親御さんが多いようです。
平日開催でも、園と家庭が連携して計画すれば問題はありません。

2.幼児への配慮

このイラストは、年長さんが運動参観日の演目の一つである「バルーン」を練習しているところです。
夏休み前の、7月6日の様子です。
この日はすでに子供たちがやり方の大体を覚えていました。
ということは、もっと前から練習は始まっていたということです。
それは6月? 5月? それとも4月から?
主幹の先生に尋ねたところ、かなり前から〈少しずつ〉練習をしているそうです。
ここ、重要です!
小学校の運動会練習とは大違い
小学校では、2~3週間前から一気にやることが多かったように思います。
何しろ「授業時間」というのは「45分」と決められていますから、その「45分間」はフルに使って、焦り、追い込み、追い詰め、叱咤激励して練習するのが常だったように思います。
その点、幼稚園では配慮があります。
それが〈少しずつ行う〉ということです。
たとえば、教室の中で少しずつダンスの練習をしていれば、運動参観日の季節になっても余裕が持てます。
この「余裕」というのが、行事の練習においては重要なのです。
そして、この「余裕」を生むためには、早め早めの計画が大切です。
そう言えば、以前、釧路市の幼稚園に視察へ行った時も、行事の練習が早くてびっくりしたことがあります。
幼稚園では、それが当たり前なのかもしれません。
計画の大切さを感じた出来事でした。

3.「運動会」か?「運動参観日」か?
私の勤務先の幼稚園では「運動参観日」ですが、孫が通っている幼稚園では「運動会」です。
「運動会」ですから園全体の行事です。
私はどちらも見ていますが、それぞれに良さがあると思います。
孫が通っている幼稚園は小規模です。
教室ごとにやったら、ちょっと寂しい感じがします。
行事は「ハレ」の舞台ですから、華やかさも必要です。
それが「多様性」ということでしょう。


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